有名技術雑誌で記事を書くということ

 技術雑誌は数あれど,一般向けに書店に並ぶ雑誌は少ない.昨年,電子系で有名な某技術雑誌から人伝に声がかかり,なんと記事を書くことになった.〆切に記事を投稿すると,それから1ヶ月間も担当編集者とキャッチボールが続き,印刷屋さんへ入稿するデットラインギリギリまでやりとりが続いた.雑誌記事って投稿して掲載ではなく,図はプロが書き起こし,文章を編集者が読み込んで,このように変更しませんか?この説明を加えましょう!,著者とキャッチボールして記事を仕上げる.彼らは深夜に原稿を投げ返すので1ヶ月は睡眠不足,最終的に当初の3倍のページとなり出版となりました.
 
 反響は想像以上...やはり有名雑誌で記事を書くことは,査読論文を何本書くよりもパンチ力がある.ぶったまげました.すごいことです.だからこそ,まずは一人のエンジニアとして正確な記事を書くことが重要である.次,このようなチャンスはあるかわからないが,現実は日々の仕事が多忙過ぎて大事なことが何か見失いかねない.最近は笑っちゃうぐらい忙しいけど幸せなこと,暇はもっと苦しい.